消防、警察、自衛隊とタフな環境でも壊れることがない「G-SHOCK」。
先日、G-SHOCKが多くの消防士に愛用されている4つの理由を記事執筆中に、「そもそもなぜ壊れないんだろう?」という疑問を持ちました。
壊れない理由
子供が戯れるゴムボールに成功のヒントをつかむ。中空に弾んだボールに、モジュール(時計の心臓部)が浮かぶイメージが重なり、ひらめきが走った。外装に衝撃がかかっても、モジュールが浮かんでいれば衝撃は伝わらないのではないか。今までモジュールを頑丈にガードすることばかりに思いを巡らせていたから、その気づきは目からウロコだった。ケース内のモジュールを点で支え、宙に浮かせるアイデアにかすかな望みを賭けた。この「中空構造」こそが、現在まで連綿と続く耐衝撃の基本構造である。参照記事:ITmediaサービス

タフネスな構造の3つの秘密
耐衝撃
衝撃を緩和する時計の形状を作ることで、落下衝撃に強い構造になっています。

出典:G-SHOCK
カッコいいデザインながらも、衝撃のための形状にも気を使っている「G-SHOCK」すごいです!!すごすぎる。
耐遠心重力
これまでに衝撃・防水など難題をクリアしてきたG-SHOCKが新たに挑んだのが、比較的長い時間にわたって力がかかり続ける「遠心重力」への耐久性です。
※パイロットのために開発されたモデル「SKY COCKPIT」に採用されている機能。

出典:G-SHOCK
- アナログの特性上、針の自重により回転バランスが狂いやすい。
- デジタルであれば、針がないため心配ないが、視認性の高さのためアナログを採用。
なんとこのSKYCOCKPITは、15Gを超える遠心重力試験にも耐え、正常に動作することが確認されています。

こんな状況にさらされることは、まずないですが、15Gがどのくらいすごいのかというと、
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- F1ドライバーがレース中に受ける遠心重力の大きさは、5~6G。
- ジェット戦闘機のパイロットが9~10G。
- エアレース選手権「Red Bull Air Race World Championship」のパイロットが受けるのが最大約12G。
重力で壊れる心配はしなくて済みそうですねw
僕はこのSKYCOCKPITを使っていますが、こんな対策が取れているなど知らず、デザインだけで選びました。
耐振動

タフを証明する実験
- アイスホッケーのパックの代わりにG-SHOCKを叩く
- トラックでひく
こんな激しい実験にも関わらず、壊れなかったんです。
この人気番組の影響は、CMより効果が高く、全米で有名になったそうです。