こんにちは、あきです。
最近では、本を読む時間が取れず、まずいなって思っていたところに、ふと目に止まった「魔法のコンパス」。
著者は、渋谷ハロウィンのゴミ問題を”遊び”で解決しちゃったり、絵本を書いちゃったり、芸人なのにひな壇にでないキングコング西野亮廣さん。
発売と同時に購入し、1度は読んでいたのだけど、内容をほぼ忘れてしまっていたので読み直し。
今回改めて、読み返してみたらめちゃくちゃたくさんの学びがありました。
人生の岐路に立って、人生悩んでいる方はもちろん、分野を問わず今の状況を変えたいと考えている方には必読の一冊です。
たくさんの気づきを得ることができる本です。
その中でも、特にシビレた内容をご紹介していきます!
僕は問いをもつ
大切なのは、「問い」を持つことじゃないかな。
「箱根駅伝のランナーの速さはどうして伝わらないのか?」や「チェ・ホンマンvsボブ・サップ戦のサイズ感が伝わってこない理由はなんなの?」といった「問い」。
とにもかくにも、この「問い」を持つ癖を身につけなければ、面白いことは何ひとつ始まらない。
最初から、何か面白いことが学べそうな気がプンプンしてきます。
チェホンマンとボブサップ戦の「問い」の答えはなぜなのか?って答えはどうでもいいんです。 どうして答えが知りたい方は、「魔法のコンパス」購入してください。
気づきが多すぎて、チェホンマンとかどうでもよくなりますから^^
箱根駅伝のランナーの速さはどうして伝わらないのか?
A.涼しい顔して先導している白バイのおっさんのせい
解決策は、白バイのママチャリで先導する。
本当面白い発想
まじリスペクト#魔法のコンパス#キングコング西野
— あき@ナミニノレ (@akinamininore) July 31, 2017
チェホンマンVSボブサップ線のサイズ感が伝わってこない理由は何なの?
A.レフェリーの身長もモンスターサイズ!!
— あき@ナミニノレ (@akinamininore) July 31, 2017
スッキリしましたか??優しさ◎
それでは、気を取り直していきましょー。
僕が特にシビレたところは、「問い」を持つ癖を身につけないと、面白いことは見つからないよって一言。
人生を賭ける「壮大な問い」は居心地のいい場所よりも、居心地が悪い場所の方が「問い」が見つかりやすいんだとか。
キングコング西野さんは、「お笑い芸人が、ひな壇に参加せずに生きていくためにはどうすればいいだろう?」って「問い」を持って、そして、実際にやっちゃった人。
芸人がですよ?ひな壇に参加しないだって〜〜〜〜〜〜!?
もう考えぶっ飛んでるっw 実践しているからこそ、一般の芸人とはちょっと違った視点で生きていけるんだろうなー。
そして、実際に面白いから、たくさんの方が西野さんの動向に注目していますし。
『確かに「問い」って大切だよな〜〜。うん。うん。すげーわかる!!』って自分に重ねて、読みました。
「消防士が、公務員を捨てて生きていくためにはどうればいいだろう」って「問い」があったからこそ、”人生を変えるぞ”ってブログやデザインを始めました。
この「問い」がなければ、現実を見て、夢をあきらめていたはずです。
現実に”疑問”も”不満”もなければ、「問い」は生まれません。
疑問や不満があるからこそ、人は成長するんだと思います。
- とにもかくにも、まず「問い」を持つ。
- 「問い」を持つために、「問い」が落ちている場所に行く。
仕事をサボって1000万円
ほぼ1か月間、仕事をサボってみることにした。ただサボるわけじゃない。
その時間を使って、徹底して、お客さんに恩を売るのだ。
これは、西野さんが「信用=お金」を確かめるためにおこなった実験です。
ここでもぶっ飛んでることしてますw
実際に西野さんがやったことは、毎日個展に通って、お客さんの悩みを聞き、話し、芸をし、「歌え」と言われれば歌い、酒を出されたら呑んで、信用を積み重ねっていったそうです。
そして、実際に、クラウドファンディングで1000万円以上の支援を集めた。
もうこれは「信用=お金」を証明していますね。
消防士を辞め、転職したい方、何かで独立したい方は、信用を得ることがまず第一に考えなくていけません。
信用とは、相手を喜ばせること。
目の前にいる相手に喜んでもらうことができなければ、信用を得ることはできないですし、お金をいただくことはできません。
それは、自分の好きなこと・得意なことをしたからといって、相手が喜んでくれなきゃ意味がないってことです。
自己満で終わるイタイやつにならないように気をつけましょう。
僕も常にこれは意識していきます。
勝てるところで勝つ
社会に出れば「アソコはアイツに任せるから、あなたはここを頑張ってね」という分業制で回るから、
弱点は他人に補ってもらえばよくて、弱点を克服する必要はない。
通知表での例え話がわかりやすかった。
”学校と違って、競争社会で引き抜かれるのは「5」のみだから、自分の「4」を「5」にする作業をした方がいい。”
これを読んで、気持ちがスッキリしました。
なんでもかんでも努力しちゃう人は、一度落ち着いて考えてみてください。
僕もその一人です。そうやって取り組んだものは、中途半端で終わることが多いです。
頑張っても、無駄になってしまうので、努力する部分を決めてから、努力する!
- 自分の「4」は何か?
- 「4」を「5」にできる分野は何か?
改めて自分を見つめ直すきっかけになりました。
やっぱり好きなこと以外は、「5」にはできなそうな気がします。
「5」にするものは、自分の好きなもの・得意なものがいいですよね。
皆さんも嫌いなこと・苦手なことでは、努力できないと思うので、
好きなことを「5」にする努力だけをしましょう!
西野さんは、「絵本」を書くと決めて、「プロに負けない」と言う最低ラインを決めたそうです。
唯一、プロに勝てると考えた「一つの作品にかけることができる制作時間」を武器にして、「プロに勝っている部分」を作り出した。
1冊作るのに4年半費やしたっていうから、驚きです。
「空気を読む」の価値
空気なんて読めて当たり前。人が多い方を選べばいいだけだから。
ただ、「空気を読む」という行為が、正解か?となると、
それは、また別次元の話。
これは、消防の世界を思い浮かべながら、なるほどな!っって同意した内容です。
消防の世界でいう「空気を読む」は、まさしくこれ。人の多い方を選べば怖くな〜い♪状態。
面倒な時は、黙って目立たなければいい。超簡単なんですっw
”どれだけ船が大きくても、タイタニック号に乗れば、数時間後には沈む。”には、とても勇気をもらった。
航路や船底、積み荷量を点検して、きちんと目的地に着く船を選べる能力を養うことが大切です。
要は、消防士でいようが、転職しようが、フリーランスになろうが目的はただ一つ。
目的地につけるかどうか。の一点!!
目的地に辿りつければ道は、自由ってわけです。
あなたの将来の目的が、安定することならば、このままfirefighter号に乗船すればいいし、
もっと自由に稼ぎたければ、freelance号に乗船すればいいだけのこと。
俺たちは、自由だ!!
まとめ
他にも、
- 勉強は楽しい。でも勉強を教える先生が面白くなかった。
- 戦争をなくすことはできない。
- いじめの無くし方
などなどたくさんの面白い内容ばかりでした。
西野さんの独自の目線で、最初から最後まで、脳内刺激されまくりでした。
普通に就職して、普通に車買って、普通に生活している僕達消防士の常識をぶっ壊すには、最適な一冊です。
ちょっと変わった消防士の皆さんに、オススメです^^
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